熊野 大馬神社
熊野市に大馬(おおま)神社があり、なかなかの神社だということは以前から聞いていた。
一度行ってみたいと思っていたが機会がなかった。
幸い、2月8日に紀伊半島みる観る探検隊の半日ウオーキングが紀伊長島であるので、その後で行くことにしていた。でもその日は大雪でウオーキングに行けなかった。また駄目かと諦めていたが、翌日いい天気で、どうしても行きたくなり、単独で熊野まで行ってきた。
大馬神社の場所は、地図のように、熊野市に入りすぐ井戸町の交差点で右折、大馬谷口で県道と分かれて右折、さらに1キロほどで今度は谷沿いの細い道を左に1キロほど入った処にある。
私が10年ほど前熊野古道やダイビングでよく熊野に通っていたときは我家から4時間近く掛かっていましたが、最近は高速が伸びて速くなりました。
紀勢自動車道が勢和多気から紀伊長島まで延び、海山から尾鷲北も使える。また熊野尾鷲道路が開通して矢の川峠を越えないのも大きい。トータルで1時間位短縮されたように思う。
自宅を8時に出て10時半には熊野市の大泊に着いていた。井戸町の交差点で右折して県道34号線に入っていくと道路があちこち崩壊して片側通行になっている。一昨年の台風12号の被害がまだ尾を引いているどころか改修が道半ばみたいです。
県道に入ってすぐの宮前バス停に大馬神社がありますが、ここは結婚式場です。本殿はここから5キロの案内があります。
片側通行で3回ほど信号待ちして大馬谷口を右折します。
上の写真は右折してから振り返って撮っています。
1キロも走ると、左から沢が入ってきて、大馬神社の案内があるので、細い道に入ります。
800mで大馬神社ですが、台風の被害で鳥居と石橋が流されたようで、まだ鳥居は無く、仮設の橋が架かっていました。
大馬神社の創設は明らかでは無いそうですが、鬼が城に巣食う海賊を坂上田村麻呂が退治して、その首を埋めて供養したのが始まりだそうです。
狛犬が無いのが特徴で、七里御浜の獅子岩と人面岩が狛犬だそうです。
石段と石畳の参道が奥へ続きます。
途中右手奥に清滝という立派な滝があります。
本殿には天照大神をお祀りしています。
これはやはり男性の象徴でしょうか?
本殿の屋根の下に突き出している数本の槍のようなのは珍しいと思うのですが、どうでしょうか。
やはり日本の聖地百選の上位にランクされるにふさわしい雰囲気を持った神社でした。
参拝の後、七里御浜に狛犬とされる獅子岩と人面岩を見に行きました。
狛犬も阿吽の形をとるそうで、獅子岩が阿の形。
神仙洞の人面岩が吽の形だそうです。
昼食を食べ、お土産を買ったりしても、3時半には自宅に帰れました。
便利になりましたねえ。
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コメント
初めまして。曾祖父が熊野の大馬神社神主の息子と言うことで、色々と調べていたらこちらにたどり着きました。様々な角度から神社を見ることができ、ワクワクしてきました。行ってみたいなぁ。アップしていただいて感謝です!
投稿: 真理 | 2017/05/20 02:46
真理さん
神主さんの関係の方に読んで頂いて光栄です。
熊野は大馬神社に限らず、興味津々の聖地が多くて、私の大好きな場所です。
これからも時々覗いてください。
投稿: フミキ | 2017/05/23 19:49