京都一周 二の瀬~高雄
京都一周トレイルも4回目に入ります。今回は二の瀬から高雄まで、そして次に高雄から嵐山を経て阪急電車の上桂駅まで歩けば、めでたく京都一周トレイルの完成です。
さて今回もYさんと二人です。10時過ぎに叡山電鉄の二の瀬駅に着きました。何回かお世話になったこの電車も今日がこのトレイルでは最後の乗車です。二の瀬は私の大学の恩師が住んでおられた懐かしい場所です。
さて今日のコースの前半を示します。駅を出るとすぐ夜泣峠への登りです。駅付近の標高は170m、夜泣峠は375mなので200mほどの登りです。
登り口の神社から30分弱の登りで夜泣峠に到着しました。今日は寒いと思っていたのですが、この登りですっかり汗を掻いてしまいました。
ここからトレイルは向山420mに向かいます。地形図に道が載っていないので、どんな道かと一寸心配していましたが、よく踏まれた良い道でした。15分ほどで到着しました。
ここからは尾根道を氷室への入口である山幸橋に向けて降っていきます。途中で、同じ電車に乗っていて市原で降りた10人ぐらいのグループが登ってきました。
山幸橋到着は11時55分頃です。
昼時になり空腹ですが、車道で弁当を広げる気にもならないので、すぐ前の登山口から氷室へ向けて山に入りました。
10分ほど歩いた所で畑のような広場に出たので、そこで昼食にしました。
30分ほど休憩して12時35分ごろ出発しました。すぐに沢筋に出ますが、ここは盗人谷と言うそうです。
なにか名前の謂れはありそうですが知りません。
盗人谷を詰めて、最後の小峠への登りはきつかった。せっかく乾いた下着がまた汗でぐっしょりになりました。
小峠えの到着は13時20分でした。ここからはもう大きな登りはありません。標高400m近辺の小さなアップダウンがしばらく続くはずです。
小峠からは10分ほどで氷室の集落へ降りてきます。昔御所に献上した氷を作る氷室跡や氷室神社があります。
氷室神社から10分ほどで峠になり、氷室配水池という簡易水道施設があります。城山の付近です。
さらに10分で、南の氷室口へ着きます。
ここでトレイルは二つに分かれます。一方は京見峠経由、もう一方は山の家経由です。京見峠から京都の街を眺めるのに惹かれましたが、山の家でトイレを借りられるというので、そちらを選びました。
途中に若狭街道の案内がありました。この辺りも小浜の鯖を担いだ商人が通ったのですね。
分岐から10分で山の家はせがわに着きました。立派なレストランで、入るのに気が引けましたがトイレをお借りしました。ありがとうございます。
14時15分頃出発、沢池に向かいます。
40分位かけて上ノ水峠に着くと迂回路の看板がありました。読むと、今我々が通ってきた道は、9月25日から11月10日までの松茸のシーズンは通れなくて、迂回路を通れとのことでした。松茸狩りか、なるほど。
さらに20分、途中で車道と合流しながら沢池に着きました。子供の頃の癖で沢池と呼んでしまうのですが、地図には沢ノ池とありますね。15時15分頃です。
沢池の左側の広い道を行きます。
最後に一寸一登りして尾根道に出ました。ここからは高雄に向けてくだりとなります。
しばらく気持ちの良い尾根道を歩いた後下りになりました。15時50分過ぎに山道が終わり車道に出ました。
出会いには沢池ハイキングコースの案内があります。
この付近は北山杉の林です。すべてよく手入れされ、美しい杉林が続きます。
歩いていると枝打ちをしている人が居ました。
沢池から1時間、16時17分に高雄に到着しました。槙の尾と栂ノ尾の間、錦水亭の辺りにでてきました。
右折して栂ノ尾に行くと、鳥獣戯画で有名な高山寺があります。
トレイルは左折して神護寺の方向に向かいます。
出会いから左折200mで槙の尾のバス停です。今日はここまで、JRバスで京都駅に向かいました。
帰りの高速バスの時間まで、恒例の反省会です。
Yさん、お疲れ様、次回最終回もよろしく。
| 固定リンク
コメント