京都一周トレイル 比叡山
2013年10月8日
前回は伏見稲荷から東山三十六峰を歩いて大文字山を越え、哲学の道を通って銀閣寺道に下りてきました。
今回はその銀閣寺道をスタートに比叡山に登り縦走して大原に下る予定です。
京都一周トレイルの中でも厳しい行程だと思います。
前回と同じくYさんと二人です。
北白川のややこしい道ですが、随所に案内があるので迷わず歩けます。
15分ほどは街中を歩きますが、大きな病院の傍を抜けると山道になります。
熊出没注意の看板に驚きました。
台風が接近しているせいか、10月というのに蒸し暑い限りです。ここで衣服調整しました。
この辺りは、臨済宗中興の祖と言われる白隠禅師の結核を治癒させて一躍有名になった白幽子が蟄居していたことで有名らしく、関連のいろんな史跡がある。
神社から20分ほどの登りで、その岩居跡に着いた。
比叡山は標高850m、私が小学校の頃に遠足で登ったり、そりを作って雪遊びに来たような記憶があるが、前述のような史跡は初めて知りました。
史跡から10分、10時40分に標高301m瓜生山の山頂に来ました。汗びっしょりです。
ここは室町時代には城が築かれ、都を制する攻防の地だったそうです。
ワンゲルの時代、京都の北山や比良山脈は度々訪れていますが、比叡山を含む東山は全く無視していました。
でもこうやって歩いてみると、歴史と自然に溢れる良い山ですね。
瓜生山頂から15分ほどで白鳥山頂で、ここは北白川城の出丸があったそうです。
また眺望も良かったそうですが、木が大きくなったせいか、何も見えませんでした。
そこから50分、木の間隠れに京都の洛北の市街を眺めながら小さなアップダウンを繰り返しながら歩くと、石の鳥居のある広場に出ました。11時50分頃です。
ここから道は3本に分かれるようです。どれでも比叡山には行けそうですが、案内に従って左折することにしました。
12時17分に出発しましたが、この道は一旦大きく降って沢を渡ります。最もしんどい道のようです。
何かよく解からない「水飲対陣の跡」太平記が云々と刻まれている。
石の鳥居から1時間10分、最後の急登を登ると電波塔がありました。
またそこはビューポイントと言うことで、京都市街全体が見渡せます。京都タワーや遠く大阪まで見渡せるようです。
山頂駅はすぐ近くです。13時40分の到着です。予定より30分ほど早かった。
ここからは京都一周トレイルの地図では北山の地図に入ります。案内も北-①から始まります。
10分ほど歩いて北の②へ来たとき雨が降ってきました。台風の接近に伴い降るかなとは思っていたので、今日はここで止めることにしました。大原までは3時間の予定ですが、雨の中を無理して3時間あるくことも無いでしょう。また来れば良いのですから。
ケーブルで下りました。530円です。このケーブルに乗るのは何年振りでしょう。50年かな(笑)。
さて余った時間をどうするか。最近気に入っている伏見の酒蔵直営の居酒屋へ行くことにしました。
竜馬通り。
山のザックを足元に置こうとしたら、広い席に案内してくれました。親切。
ここの焼き鳥が気に入っています(笑)。
Yさんお疲れ様でした。今度は河童かな(笑)。
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