神宮125社 二見浦・朝熊方面
2013年8月22日(木)
思い立って神宮125社の残りを参拝すべく折りたたみ自転車を持って出かけました。
でも今日は日が悪かった。伊勢地方も37度の猛暑でした。
それに今回の神社の中に山登りが必要な神社が二つあった。それが応えた。
今回の地図です。二見浦駅から左上海岸の近くに御塩殿神社があり、まずそこに向かいました。
10時33分に出発し、40分には着いていました。名前の通り、昔は神宮に備える塩田があったようです。
いまは学校になっていて、その隣にあります。
中に入ると正面に立派な社殿がありますが、これは一寸造りが違うようです。
その隣の少し小さめの社殿が御塩殿神社ですね。正面の大きい社殿はなんでしょうか?
次いで駅近くの堅田神社に向かいました。ここは一寸解かりにくく、参道が1mほどの細い道でした。
せっかく二見へ来たのだから輿玉神社の夫婦岩も見ておこうと参道にまわりました。
御福餅と赤福餅の店が仲良く並んでいました。
また、伊勢地方独特の建物の妻側を道路側に向けた建物も並んでいました。
ここで11時25分です。次は神前神社(こうざき)へ向かいます。
国道42号線にでて二見シーパラダイスの前を通ります。通りに面した水槽にアザラシが泳いでいます。
愛受園という犬猫専門の火葬場があり、その奥が神社の参道だった。微妙な取り合わせに一寸違和感を覚えながら参道に着いた。
自転車を置いて参道を登ると延々と続く石段があった。237段あるそうです。
汗だくで辿り着いた社殿からは、周囲が樹木に囲まれて、さわやかな海の景色は何も見えなかった。
ここは神前岬の丘の頂上です。
神前神社には許母利(こもり)神社と荒前(あらさき)神社が御同座されています。
次に江(え)神社に向かいます。
一寸道を間違えて通り過ごした左側に栄野神社というのがあり、ここのベンチをお借りして昼食をとりました。
12時10分頃です。
栄野神社と言うのは倭姫命が二見へ船で着いたとき出迎えた二人の命が祀られています。夫婦岩の輿玉神社やこの栄野神社などが何故神宮125社に入っていないのか不思議ですね。
この神社は、他の神社と違って独立した森は無く、山の麓の一画にある。なので遠くからでは見つけられない。
幸いすぐ前にお参りされた方に道を教わっていたので幸運でした。
次は一寸離れた池の浦の粟皇子(あわみこ)神社に行きます。
42号線に戻り南下します。途中、松下に蘇民の森があります。一度行きたいけど、今日は元気なく通過しました。
池の浦の手前で左折、道を尋ねました。「ホテル海の蝶まで登ってまた海岸へ下りなさい。」とのこと。
登るのは仕方ないがまた海岸までくだるとは情けない。
前の湾内に帆掛け舟のような船がいくつも浮かんでいる。
なんだろうとホテルの娘さんに訪ねたら、「あれは釣り筏のトイレなんです。」とのことだった(笑)。」
また登り返してぐったり疲れました。次は二見・鳥羽ラインの朝熊インター近くにある朝熊(あさくま)神社です。
途中、戦国時代村の近くを通ります。
粟皇子神社から50分、午後2時前にようやく朝熊神社に辿り着きました。朝熊御前神社が並んでいます。
参拝を済ませたあと、一寸動けなくなりました。
軽度の熱中症かなと思いました。37度の暑さの中自転車を走らせたり、坂道や石段を登るのが、相当応えているようです。10分ほど木陰で横になってようやく回復しました。
次はすぐ目の前の対岸に見えている鏡宮(かがみのみや)神社です。
朝熊川を挟んで左が鏡宮神社、右が朝熊神社。こんなのも珍しい。
次は五十鈴川を挟んだ対岸の加努弥(かぬみ)神社。田圃の中の小さなお社です。地図では加賀宮神社。
このお社は実は社殿がありません。石積みのみをお祀りしている珍しい形でした。
本日の最後がこれも五十鈴川の近くにある大土御祖(おおつちみおや)神社。
入ってみたら一寸違う雰囲気。これは隣の土地の守り神くすお神社でした。
大土御祖神社はお隣で宇治乃奴鬼(うじのぬき)神社が動座されています。
同じ境内の奥に国津御祖(くにつみおや)神社があり、そこにも葦立弓(あしだて)神社が同座されています。
これで本日の予定はなんとか終えました。
伊勢市駅に戻り、JRの快速みえに乗り、ようやく冷たいビールにありついて生き返りました。
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