ゴルナーグラート展望台
2013年7月2日(火)
ツェルマットはスイスのヴァリス州にある。
そのヴァリス州にはアルプスの4000m峰の大半が集中している。
ゴルナーグラート3130mはモンテローザからマッターホルンそしてヴァイスホルンまで、それら4000m峰の殆どを見渡せる。
更に多くの氷河がせめぎ合う姿まで見られるスイス随一の展望台と言える。
だから、この日が晴れるか否かは、今回のスイスツアーの成否を大きく左右する。
添乗員のKさんも気が気でなかったでしょう。
朝焼けのマッターホルンとはいかなかったが、早朝の空は快晴です。
ツェルマット駅の近くにあるゴルナーグラート鉄道の登山電車に乗ります。ツエルマットの標高は1620mですが3030mまでアプト式で運んでくれます。
座席は右側に座るのがお勧めで、すぐにマッターホルンが迫ってきます。
電車はぐんぐんと高度を上げ、ツェルマットの町は下に遠ざかり、マッターホルンが近寄ってきます。
33分ほどで3030mのゴルナーグラート展望台にとうちゃくします。
展望台ではすぐにセントバーナード犬が待っています。いっしょに写真を撮ろうというわけです。
写真は左2峰がモンテローザ4634m、中央2峰がリスカム4527m、右がカストール4228mです。
モンテローザ側から流れてくるのがグレンツ氷河、カストール側から流れているのがゴルナー氷河です。
このように複数の氷河が接してせめぎ合うのはアルプスでしか見られないとのことです。
写真は右端はマッターホルン、左端はブライトホルン4164mですが、ブライトホルンのすぐ右に小さな岩山があります。これがクライネマッターホルン(ちいさなマッターホルン)3884mです。
そこがヨーロッパ最高地点の展望台であるマッターホルン・グレイシャー・パラダイスになっています。
午後からの自由行動時間に行くつもりです。
10時20分の電車に乗り、20分ほど降ったリッフェルアルプ駅で途中下車、ハイキングすることになりました。
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