飛鳥のミステリーストーンと岡寺・壷坂寺(2)
砂防ダムから15分ほど降ると、明日香村との境界辺りに出てきます。
そこから壷坂山駅のほうへは戻らず、広い自動車道を辿って石舞台のほうへ向かいました。
それから更に40分ほど、黙々と車道を歩いて、図の檜隈寺跡と書かれた、赤線と緑線の境目辺りにやってきました。時刻は15時20分を過ぎています。
ここからは100mの登りと5キロ弱の道のりです。一寸無理だなあ、タクシーもこんなとこ来ないしなあと諦めかけていると、天の助けか1台のタクシーが通りかかりました。
岡寺までの道のりや時間などを尋ねて、値段を確認しようとしていると、「この車は送迎中で岡寺までは行けんけど、途中まで無料で乗せていってあげる。」という。
地獄で仏とはこのことで、図の緑の線の区間2.5キロほどを乗せて頂いた。この区間は登りも100mほどあって、疲れた我々の足では小一時間は掛かったかも知れなかった。橿原タクシーさんだったと思いますが、本当に有難うございました。
これですっかり元気を取り戻して、一寸高台の道を足取りも軽く石舞台へ向かいました。
辺りの風景も棚田百選に推薦したいほどきれいに見えました。3時半頃です。
石舞台の信号を右折して5分も歩くと岡寺の参道の上に出ます。
参道へ降って5分ほど登ると岡寺の門前です。
16時5分。納経にはゆっくり間に合いました。橿原タクシーさんのお陰です。
鐘楼で鐘を一つ撞かせてもらい本堂で納経しました。
無事、今日の目的であった岡寺の納経を終え、後は飛鳥の散策です。
聖徳太子生誕の地と言われる橘寺
飛鳥駅到着は夕闇迫る17時45分でした。
とりあえず、八木まで行って、タクシーの運転手さんに感謝しつつ、今日の反省会は欠かせないものになりました。
ビールから焼酎、そして日本酒と、いくら飲んでも旨い酒でした。
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