長谷寺・室生寺・北畠庭園
2013年5月13日
今日は地域の長生会の旅行で奈良県に出かけた。
まず長谷寺へ。名阪国道を針のインターで下りて榛原方面に南下、西峠を経て初瀬街道へ右折します。
この坂道は伊勢本街道でもあり初瀬街道でもあります。
長谷寺は花の寺、特に牡丹の長谷寺として有名ですが、西国三十三所観音霊場の八番札所でもあります。
牡丹祭りが昨日まで行われていたはずですが、残念ながら殆ど散っていました。今年は桜も早かったしねえ。
御本尊は十一面観音ですが撮影は禁止です。でも多くの寺院が秘仏として拝観できませんが、ここは大きなお姿が拝めます。お参りして納経し、ご朱印を頂きました。
五重塔は昭和29年の再建だそうで、昭和の名塔と言われるそうです。
長谷寺の参道に法起院という番外の西国霊場があります。西国三十三所巡りは奈良時代に徳道上人が提唱したものであり、その徳道上人の墓がここにある。
その後参道の井谷屋さんで昼食、次は室生寺に向かった。長谷寺からは30分です。
ここも花の寺、特に石楠花の名所です。また女人高野としても知られています。
ここの五重塔は平安時代の建築で、屋外の五重塔としては最も小さく最も美しいとされていた。平成10年の台風で大きな被害を受けたが、全国からの寄付の集まりが多く12年には修復、落慶したそうです。
ここでは金堂で国宝・重文の仏像が拝観でき、たまたま本堂の特別拝観もあって幸運だった。
14時過ぎに出発し、北畠神社に向かう。
途中日本の聖地100選でも第2位に選ばれている室生龍穴神社の前を通った。
県道28号線の細い道を観光バスがぎりぎり通りぬけ、国道369号線に合流しました。
この道は先の長谷寺ふきんからの伊勢本街道で、栂坂峠を越えて曽爾村から御杖村へとかって歩いた懐かしい街道です。
間じかに大洞山を眺めながら伊勢奥津を通り、旧美杉村の北畠庭園到着は15時15分でした。
ここも過って伊勢本街道を歩いたとき、一度訪問したのですが、先を急いでいたので流し目で通り過ぎていました。
でも今日はバスガイドさんの計らいで神社の方の説明が聞けました。
500年前室町時代の庭で書院式庭園で、武将(細川某氏)の作らしく豪快な庭として知られているとか。
今日はこれで終わりですが、結構充実した一日でした。
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