神宮125社は自転車にぴったり
2013年5月1日
連休の合間の今日は玉城町周辺の神宮125社を自転車で廻ることにした。
前回は磯部や滝原の遠くを廻ったので、これから段々伊勢神宮に近寄っていく。
下の図のように田丸は往時の街道の要衝でした。大阪からの伊勢本街道と熊野街道伊勢路がここで合流して外宮に向かっていきます。また熊野脇道が南下して棚橋をへて熊野灘に向かいます。
なので、この辺りは何回も歩いているのですが、神宮125社は意識したことが無かったので、これはこれで新鮮です。
この辺りに散在するお宮は車では入れない細い道にありそうだし、歩いていては一寸無理。
そこで自転車がぴったりと考えたわけです。写真はJR多気駅です。
参宮線の外城田駅に10時21分に着き、まず最初に目指したのは御船神社です。
ここは内宮の摂社で船路交通の守り神だそうです。
倭姫命がこの付近の外城田川に船を繋いだと伝えられます。
進入路は狭く、車1台がやっとです。
同じく川の守り神である牟弥乃神社が同座されています。
次は朽羅神社です。ここも内宮の摂社です。ここは農耕の神様だそうです。
境内に入ると大きな切り株がありました。境内の掃除をしていた人に聞くと、一昨年の台風で倒れたと言っていました。惜しかったですね。
次は蚊野神社を目指しました。なんか昔は随分蚊が居たのでしょうね(笑)。
今回の参詣では事前にネットの地図で場所を調べ、それを私の自転車のナビにマーク登録しました。これが非常に正解で、これなくしては自分で廻ることは無理でしょう。
この蚊野神社も前の朽羅神社も熊野街道の近くにあるわけですね。
ここまで三社廻って11時10分です。順調ですね。
ここから次の田乃家神社までは地蔵信仰の永寿寺とか東外城田神社などを経由します。
田乃家神社そのものは一寸道から外れた森の中です。
ここも田乃家御前神社が同座されています。名前の通り農家の守り神です。
次は伊勢自動車道の近くにある津布良神社です。この辺りの地名が積良(つむろ)と言うらしいが、それに因む名前かな。内宮の神官荒木田氏の祖先が切り開いた土地とか。水の神様です。
解かり難い道で、下の写真から入ったが間違いで、次の写真の方からが正解らしい。
ここで11時43分、次の鴨神社が山の中腹にあるだけに昼食の時間に迷う所です。
まあ取り敢えず参道の位置だけでも見つけないと、落ち着いて弁当も開けないので探しに行くことにする。
積良から一寸引き返して右折、山神の集落に入っていく。一寸大きなお堂のある所で、幸い地元のお婆さんに道を聞くことができた。この辺りも昼間の人気は全く無い。
竹薮の手前に道標があり鴨神社まで1.1キロとなっているのが旧参道です。
右折すると山田寺とありますが、ここも有名なお寺らしい。
竹薮を抜けると田圃道になり伊勢道を潜ります。ここからは山道です。
ここで12時です。ここまで来たら鴨社まで行くしかありません。
急坂を自転車を押しながら10分ほど登ると切通しの峠みたいな場所に出ました。
右に道をとると新参道の的山駐車場から登ってくる道が合流しました。
更に登って12時15分、鴨神社に到着しました。伊勢道の下から20分位でしょう。
下りは先ほどの駐車場への道を降ってみました。旧道より急坂で道が狭く、押して登るなら旧道が正解のようです。
ただこの道とは別に山上公園への立派な道があり、そこから少し降ると鴨神社に行けるような感じでした。
午後の部に続きます。
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