熊野古道 八鬼山越え
2013年5月9日
伊勢路の2日目です。
昨日、尾鷲市街の熊野古道を歩いておいたので、今日はゆっくり9時3分のJRで大曽根浦に行きます。
尾鷲の駅から八鬼山登山口までは、歩くと70分の距離ですが、大曽根浦から歩くと半分に短縮できます。
そこから10分弱で登山口ですが、手前の広場でトイレを済ませて出発は9時52分でした。
いつもは八鬼山を越えて更に三木峠・羽後峠を越えて2時間ほど賀田まで歩いて民宿に泊まりますが、今回は賀田の民宿が釣り客で満員とかで三木里に泊まることにしました。
なので今日は八鬼山さえ越えればよいということで余裕があります。
八鬼山の標高は647m、海岸から登るので標高差は正味ですね。登り口から2時間10分がコースタイムなので12時丁度位が到着予定時刻ですね。
行き倒れ供養碑や石畳の道を黙々と歩きます。今日は30度近い暑さになりそうなので、その対策も重要です。
更に30分ほどで「七曲り」という難所に差し掛かります。急勾配の登りが15分ほど続くのでそう言われています。登りきるとベンチがあり、今登ってきた道や尾鷲の市街が見えて一休みです。11時03分。
烏帽子岩、桜茶屋一里塚などを経て九木峠到着が11時50分。標高は522mです。
12時に荒神茶屋跡に着きました。八鬼山峠まであと10分の案内があり、ゆっくり休憩しました。
ここの水は美味しいのですが今日はちょろちょろしか出ていませんでした。
八鬼山峠到着は12時23分、コースタイムより20分遅れですね。まあまあでしょう(笑)。
道はここで明治の道と江戸の道に分かれます。明治の道は直進して三木里に向かいます。
この先に桜の森広場があり、そこからの熊野灘の眺めが最高なので、そこで弁当を食べて江戸の道を降るようスケジュールを組んだのでした。到着は12時33分でした。
昼食に焼酎のフルーツジュース割を作って2杯飲んだら一寸ふらつきました(笑)。
13時15分頃出発、江戸の道を下ります。
45分降って十五郎茶屋跡です。
14時38分に明治の道と合流しました。登山口はもう近いでしょう。
15時2分に三木里側登山口に到着です。トイレもあります。
しばらく休憩して三木里の海岸に下りてきたのは15時33分です。国道311号線沿いです。
熊野古道は右折して三木里の街中に入ります。国道を横断して高台に登り、街を縦断していくのが街道です。
今夜の宿「嬉志乃」さんは国道沿いです。非常にきれいな内装なので改装して新しいのかと思ったら、平成3年に立て直したきり20年経ちますと言われて2度びっくりでした。食事も美味しく、値段もリーズナブルでお勧めの宿ですね。
明日は新鹿から熊野市へ歩きます。
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