西国三十三札所 第3回
JTBツアーの第3回です。
今日は参加者を間違えて多く取り過ぎたのか49人でバス2台となった。
で、急遽いつものバス会社でなく別のバスが来た。
まず最初は大阪藤井寺市にある葛井寺(フジイデラと読む)です。7時半に名古屋駅を出て10時半に到着です。
真言宗御室派のお寺で、御本尊は十一面千手千眼観世音菩薩です。5番札所です。
千手観音と言っても本当に手が千本あるわけではないですが、ここの観音様は本当に千本あるそうです。
境内の旗掛け松は楠正成が必勝祈願して10倍の細川軍を破ったいわれがあるそうです。
ここは藤井寺の街中に有り近鉄藤井寺駅から歩いても5分だそうで、参詣の苦労はありません。
多分この先の商店街の向こうが藤井寺駅
次にやはり大阪の和泉市にある施福寺です。ここは4番札所で、西国三十三ヶ所最大の難所と言われています。
まあ標高差150mほどを槇尾山山腹の480mまで登ります。車は入れないので徒歩しかありません。
30分ほど掛かります。
空海ゆかりの寺で、長く真言宗だったが江戸時代に天台宗に替わっている。
御本尊はやはり十一面千手千眼観世音菩薩です。
本堂の裏側には馬頭観音が祀られています。
今日の添乗員さんは大変です。49人分の朱印帖や掛け軸、白衣などを持ってこの坂を登らないといけません。
境内からは葛城山脈が眺められます。
遠く左が金剛山、右端は岩湧山。
またここから岩湧山を越えて紀見峠までのダイアモンドレールというトレッキング地図がありました。さらに先へコースがあるようです。
昔の人は3番の粉河寺からこの4番の札所まで、標高900m近い三国山を越えて、25キロの道のりを8時間かけて歩く必要がありました。それこそ西国一の難所だったことでしょう。
降りてくると1時半でした。ようやくバスの中で弁当にありつけました。
ところで今回のバスガイドさんは、JTBのツアーが初めてのようで、他社の西国札所巡りツアーには先達さんは付かずに、添乗員が朱印帖を預かって御朱印を頂くだけで、お参りは各自が自由に行うという。
今日は先達さんが付いて、バスの中、お寺の本堂に入って全員で読経など本当に皆さんは幸せです?としきりに言う。私はJTBしか知らないので先達さんが付くのは当たり前と思っていたので、表面の値段だけの比較では駄目なんだなと思った。
次は奈良市内に入り、興福寺の南円堂です。
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