神宮125社パート2 斎宮から滝原へ
2013年3月9日
明日、三重県の最南端紀宝町で紀伊半島みる観る探検隊のツアーがある。
それで今日はお隣和歌山県の新宮で泊まるが、午前中は神宮125社のうち一寸離れた場所にある数社を車で廻ることにした。
まず最初は松阪市だが明和町に近い神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)とその末社八社。
少し南にある神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)と共に機殿(はたどの)の字が示すように、伊勢神宮に収める布地を織る神様であることは想像がつく。
小さな社殿は6箇所だったので、末社八社のうち残りの2社は本殿横の社に居られるのか不明。
近所のお婆さんが3人、入り口の鳥居の傍で日向ぼっこしながらおしゃべりしていた。
続いて神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)へ。
やはり鎮守の森が。
ここも外宮の所管社であり末社を8社抱えているのは神服織機殿神社と同じですが役割の違いは知りません。
社殿も同じようで小さな社殿は6箇所しかありません。
9時50分頃ここを出て、今度は度会町上久具にある久具都比売神社(くぐつひめじんじゃ)を目指した。
ここは伊勢自動車道玉城インターから南に下る、バスの便の少ない陸の孤島のような場所にあります。
謂れはよく知りませんが、やはり倭姫命が天照大神の新たな鎮座する場所を探している故事に由来するようですね。ここでは年輩の御夫婦の方が境内の清掃をしておられました。
この辺りは熊野街道伊勢路の脇道でもあり、かって歩いた懐かしい道でもあります。興味のある方はホームページの熊野古道をご覧ください。
次に伊勢神宮からは一番離れた滝原宮へ向かいます。ただその手前に倭姫命が宮川を渡るのをお助けした真奈胡神(まなこのかみ)をお祭りする多岐原神社があります。
この辺りは丁度熊野街道が昔は三瀬の渡しで宮川を渡り、三瀬坂峠を越えて滝原宮へ辿った道です。
ここから山道を少し登って、峠を越えると、里の集落へ降りてきます。
42号線の降りてきた処
滝原宮はここから1.5キロ南にあります。
さすが皇大神宮の別宮でも最も関係が深いと言われるだけあって境内も立派です。
滝原宮は天照大神の和御魂(にぎみたま)、滝原竝宮は荒御魂(あらみたま)をお祭りするようです。
参拝順序は次のようです
神社の傍を流れて丁度内宮の五十鈴川のような役目を果たす川は頓登川(とんどがわ)という珍しい名前です。
時間も12時20分で、すぐ前にある道の駅「きつつき館」で鹿肉の丼を食べてみました。
最近、鹿の食害が叫ばれますが、女性が鹿肉を食べないため猟師が鹿を撃たないそうです。
ロビンフッドになった気分で美味しいのですが、肉の量が少ないですね。吉野家の牛丼がずっといいですね(笑)。
今日は25社廻ったことになるので、前回とあわせて30社です。
もう遠くは終わったので今度は効率よく廻れそうです。
午後は紀宝町へ行きます。
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