三重県の南端 紀宝町へ
滝原のきつつき館で鹿肉の丼を食べた後、12時35分頃出発して、紀伊長島、尾鷲、熊野と走って14時15分頃七里御浜に面した花の窟(はなのいわや)にきました。
ここは熊野街道の浜街道と本宮道の分岐点で、イザナミノミコトを祀る日本最古の神社とも言われています。
私も何回もお参りしていますが、今日はそのご神体である巨岩の裏山に登って、熊野灘の景色を見てみようと思ったのです。先日、そういう場所があると教わったので来てみたのです。
今日は残念ながら黄砂の関係か展望はよくありません。でも絶景には間違いありません。地元の高校生が二人登ってきました。
さて裏山を下って紀宝町のウミガメ公園に着いたのは15時頃。ここは無料でウミガメが見られます。
水槽の縁に立つとウミガメが餌欲しいと寄ってきたので、買おうと思いましたが売り切れでした。
ウミガメの健康のため時間と数量を制限しているようです。
ここに車を置かせてもらって自転車で辺りの散策にでました。折角なので紀宝町の探訪をしようと思って自転車を積んできたのです。
熊野街道の浜街道が紀宝町に入った辺りに「ビキシ様」という祠があります。以前浜街道を歩いたときも思ったのですがビキシ様って何者なんでしょうか?
街道をもう少し上野の辺りまで歩くと「カユモリ様」というのも有りますが、これも由緒が不明です。
大烏帽子山へ登ることも考えていましたが時間的に遅いので止めました。
図の右下に「梶ヶ鼻王子跡」というのがあります。当初私は伊勢路にはあまり王子は無いし、図の緑の熊野古道からも離れているので、これはいわゆる中辺路にある王子とは別の性格の王子かなと思っていました。
でも説明を読むと、当初の熊野街道は井田から山に入る街道ではなく、そのまま海岸を鵜殿来て、この王子を通って成川の渡しへ向かっていたらしい。14世紀に変更されたとか。
ただ現在は社殿が津波などで流され、2年ほど前に新しく上野口に再建されている。
時間も16時半になったので、紀宝町探索は打ち切って、神倉神社近くの今日の民宿喜美さんに向かいました。
荷物を置いて明るいうちに神倉神社へ向かいました。
ご神体のごとびき岩に近づくと、カエルがいっぱい鳴いていました。
明日は紀宝町の田代公園に10時に集合です。
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