青峰山正福寺と神宮125社
今年は伊勢神宮が20年に一度の遷宮の年です。
その性か神宮125社に参拝するツアーも増えている。
私もウオーキングや自転車を駆使して125社全てに参拝しようと調べていた。
多くは伊勢市の内宮や外宮周辺に集中しているが、一部離れているのもある。
そのうちの一つが志摩磯部にある伊雑宮(いざわのみや)である。
今回その志摩市と鳥羽市の境にある青峰山正福寺で2月27日に御船祭りがあり、近鉄のおすすめハイキングになったので、そのハイキングに参加しがてら伊雑宮へ参詣することにした。125社参りの第一回です。
ところが27日は前日の夜から雨でハイキングは中止になってしまった。ハイキングがあると駅で地図をくれるので初めてのコースでも迷わず歩けるが、それが無いと一寸不安。でも午後から天気は回復する予想なので出かけることにした。
9時過ぎに鳥羽から賢島行きの電車に乗ると、それでも20人位はハイカーが乗っている。ハイキング中止を知ってきているのか知らずに来ているのか。中止でなければこの10倍は少なくても来るでしょう。お陰で静かな山歩きができそうです。
松尾駅は元来無人の駅でしょうが、今日は近鉄の駅員さんが二人来て、ハイキング中止のお詫びに来ていた。
正福寺のお祭りは行われているが、山道は道が悪く滑りやすいので中止にしたと。ここで驚いている人も何組か居た。
駅から南東へ少し行くと右青峰道の石標があり、近畿自然歩道の案内もあるので右折します。
道なりに7~8分歩くと近畿自然歩道の道案内図がありました。見ると、青峰山から沓掛駅ではなく、もう一つ先の上之郷駅がコースのようでした。上之郷駅の近くに伊雑宮があるので好都合と思いました。
赤土の坂道では雨のためぬかるんで滑りやすく、近鉄の判断も正しいかもしれません。
20分ほどで「あまかぼう岩」とかが有りますが、傍に眺望岩の案内があったので、探してみましたが解かりませんでした。10分ほどロスです。
登り口から1時間一寸、11時7分に正福寺の山門に着きました。標高は250m位かなと思います。
御船祭りは行われていて屋台がたくさん出ていました。
正福寺は奈良時代行基の開設と伝えられますが、江戸中期から海上安全の信仰となった。真言宗です。
廻船問屋や海女さんなどが支えているとか。
御本尊は十一面観音です。
何箇所かの参詣を終えると11時20分でした。
とりあえず青峰山の山頂(336m)を踏もうと登りました。10分ほど登ります。
さてここから上之郷へはどう行くのだろう?案内が無いなと思っていると、二人連れの登山者が登ってきました。
彼らも道が解からないらしく、一寸下に道が有ったなと言っています。
この道が車道に通じているのかなと私が地形図を出して眺めているうちに彼らはその道に入っていきました。
どうも頂上からの道は沓掛や上之郷ではなく五知駅に向かうようだ。上之郷駅へは一旦降って車道を歩くようだと地形図で見て、この道違いますよと声を掛けようと思ったときには、二人の姿は見えなくなっていました。
まあいいか、途中で気づくか最悪でも五知駅に着くでしょう。
私は引き返して車道を下りました。
5分も車道を降ると沓掛駅山道と書かれた小さな道標がありました。
これが地形図の道だなと降ることにしました。11時47分です。
近畿自然歩道は車道を降って上之郷へ向かう道を案内しています。
降り始めると下から小学生が登って来ました。聞くと沓掛駅からだそうです。
ここにも新しい丁石があります。こちらは十六丁でお寺です。
登山口から1分で沓掛駅と山田方面への分岐がありました。12時21分に電車があるので迷いましたが、歩いて上之郷へいくことにして山田方面へ道をとりました。
続きは神宮125社伊雑宮へ
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