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2013/01/08

伏見稲荷と酒蔵巡り その二

伏見稲荷さんの参詣を終えて、また京阪で丹波橋にやってきました。12時25分位でしょう。
私は来る前にネットで調べて、この近くの「玄屋」というラーメン屋さんに「酒粕ラーメン」というのがあるのを知っていました。

私がそれを食べたいというとOさんは「そんなゲテモノは食べない」という。
ともかくその店を探して中に入り、私は「辛味酒粕又焼麺」、Oさんは普通の「又焼麺」を頼みました。

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肝心の酒粕の味は、辛味にした生生姜にかき消されて解かりませんでした。
まあ、チャーシューが麺より多い位のそばで二人とも満腹満足しました。

さて、酒蔵巡りですが、決まったコースは無いようです。
この辺りは秀吉が伏見城を築いた頃の伏見港や金座・銀座から幕末の坂本竜馬や寺田屋事件などまで歴史遺産も豊富です。また桓武天皇陵や伏見桃山御陵など、より古い遺跡もあるのでしょう。

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ラーメンの前に金札宮へ行こうと思っていたのですが忘れてしまいました。空腹の性です(笑)。
食後、毛利橋筋で西へ濠川を渡り東(新)高瀬川の堤防に上りました。
南に松本酒造の建物が見えます。これが有形文化財に登録されています。

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大手筋で左折して松本酒造の塀沿いに歩きます。
左折して宝福寺を見に行きました。恵美酒町なんて伏見らしい町名ですね。(笑)。

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宝福寺には見るべきものもありませんでしたが、鎌倉時代に道元禅師が山城の国から越前まで旅をされ、翌年永平寺を建立した夢街道の碑がありました。

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今の北国街道ですね。
その後、東へ戻りますが濠川沿いが昔三十石舟が通った歴史の道のようですね。
多くの酒蔵もあり、他の荷物も行き来したのでしょうね。

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坂本竜馬の避難材木小屋跡とかもありました。
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竹田街道を越えると紺屋町商店街です。
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途中で酒粕を買いました。
右折した紺屋町商店街は昔懐かしい、最近都会では見られなくなった昔ながらの商店街です。
途中に西岸寺があり、そこに水掛不動さんならぬ油掛地蔵さんがあるので参詣しようと思っていたのですが、案内が無かったのか通り過ぎてしまいました。

通り過ぎると今度は「竜馬通り」です。
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ここもネットで検索するといろいろ出てきます。
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竜馬通りが終わると右手に寺田屋があります。寺田屋事件で有名ですが、現在の建物は鳥羽伏見の戦い後再建されたものとか。

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濠川の橋を渡って川沿いに左折していくと月桂冠で有名な大倉酒造の建物が川向こうに現れます。この建物は特に文化財に指定されていないかもしれませんが、眺めの美しさは前の松本酒造に勝ります。

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観光シーズンにはこの濠川を十石舟が運航されるそうですが、今は眠っています。
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そのそばに長建寺があります。真言宗で弁財天をおまつりするようですが詳細はしりません。
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濠川の橋を渡ると月桂冠大倉記念館です。
入場料300円を払って入館します。
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伏見の水
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仕込み工場、ここは予約しないと見学できない。
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展示館は日本酒の製造工程がいろいろ。
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古い月桂冠のポスターがいろいろ。
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このポスターは検閲で日の目を見なかったとか。残念ですね(笑)。
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見学の後、利き酒があります。1970年の酒、現在の酒、輸出中心のワインです。
昔は甘口が好まれ、現在は食べ物の脂肪が多くなり酒は辛口に変わってきたとか。

記念館を出ると、Oさんが「あんな利き酒では呼び水みたいなもので、早くどこかで一杯やろう」と。
近くに、黄桜、おきな屋、伏見夢百衆、鳥せい本店、酒房油長など飲みたい店はいくらもありますが、伊勢丹で買い物があったので京都駅へでました。

伏見奉行所跡です。
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そこでゆっくり一杯飲んで高速バスで帰ってきました。
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今度は昼間から居酒屋のはしごをすると良いかも(笑)。

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