能褒野神社
山歩会のウオーキングで三重県亀山市にある能褒野神社へ行きました。
[のぼの」神社と読みますが、なかなか読めないし書けない字ですね。
私がこの神社の事を知ったのは、今から7年前熊野古道を歩いていたとき、大阪の堺付近にある大鳥大社にお参りして、そこの由緒に「日本武尊の魂が三重県亀山市の能褒野(のぼの)から鳳となって大和に帰ってきた」と書かれていたのを読んだときです。
それ以来気になっていたのですが、どこに有るのか確かめもせず、今に到っていました。
で、今回のウオーキング、企画した方に感謝して参加しました。
上の図で、右端のJR関西線の井田川駅から北へ2キロほど行った所にあります。
井田川駅には何時建てられたのか新しい日本武尊の石像がありました。
井田川の駅前は旧東海道が通っていますが、それを横断して国道1号線を越え団地を通り抜けて35分ほど歩くと「のぼの公園」が見えてきます。
公園の案内で能褒野神社と日本武尊の墓があることをしります。
公園の入り口です。
宮内庁の管轄ですから、ここが日本武尊の墓であることは間違いないのでしょう。
神社で頂いた由緒によると、西国の熊襲や東国の夷を討った日本武尊は、大和への帰りに伊吹山の荒神をも討とうとして病にかかり、この能褒野の地で30歳で亡くなった。
日本武尊の父である景行天皇がここに御陵墓を建てたが中世以降荒廃して位置も不明となった。
明治12年、現在位置が確認され、明治17年~28年にかけて社殿が建設された。
参拝の後、ウオーキングは亀山へ向かった。多分6キロほどと思われる。
旧東海道から能褒野神社への参道が図のB地点から分かれることを知っていたので、それを目指すことにした。
ただ、途中に団地が出来て、道が寸断されているため図のA地点がうまく探せなかったが、バイパスの下を潜るトンネルを目指して、なんとか旧参道を辿ることができた。
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