京都ぶらぶら2 京都御所近辺
同窓会が京都御所近くのホテルであったので、また京都へ出かけました。
会の始まる1時間半ほど前に地下鉄の烏丸鞍馬口で降りました。一寸散歩する予定です。
すぐ近くに御霊神社があります。今は七五三の季節ですね。
平安時代以前からある古い神社で、御所の守護神として皇室の信仰も厚かったそうです。
また応仁の乱の発端となった戦いがここで始まったそうです。
つぎにここから少し西にある茶道家元のお屋敷を玄関だけでも見に行くことにしました(笑)。
受験生の頃、少し裏千家のお茶を習ったのですが、家元のお茶室など見たことも無かったからです。
上御霊前通りを西へ歩くと、右手に妙覚寺があり、その門は秀吉の聚楽第の裏門だったと説明がありました。
またここは信長の宿舎でもあり、千利休のお茶会が開かれたとも。
堀川通りの手前には裏千家の茶道学園がありました。
手前を左折すると右手に本法寺というお寺があり、入ってみると本阿弥光悦ゆかりの寺で、光悦翁手植えの松とかがあった。
その向かいが裏千家今日庵で千宗旦遺跡と刻まれた石碑があります。
千宗旦とは利休の孫で千家中興の祖と言われ、その4男が裏千家を興しています。
今日庵の南隣が表千家不審庵です。
こちらは千利休遺跡と刻まれています。
ちなみに表千家は宗旦の3男が興し、次男が武者小路千家を興しています。
長男は勘当されたとか。
さすがにこの辺りは茶道具やお菓子屋さんが多いですね。
御所へ帰る途中は同志社があります。幕末の薩摩藩邸もこの付近にありました。
それに囲まれるように藤原定家の子孫で和歌の家元冷泉家の屋敷がひっそりとあります。
京都御所の一般公開は終わりましたが、今日も予約での公開はしているようです。
紅葉はもう少し後が良いかもしれませんが、いつ来ても良い雰囲気です。
同窓会の後、中立売御門近くの護王神社にお参りしました。
ここは足腰の神さんなので、最近衰えが目立つ足腰のお守りを購入しました。
それから、当ても無く夜の祇園町をさまよい、南座の隣の「まつば」で久方ぶりに「にしんそば」を食べて宿に帰りました。
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