筏師の道
昨年タクラマカン砂漠で御一緒した関東の女性3名が、熊野古道中辺路を歩くという。
それで近露の民宿ちかつゆでデートの約束をしたので出かけてきました。
熊野へは通常国道42号線で紀伊長島、尾鷲、熊野、新宮と海岸を走る。
でも今回は紀伊半島の中央を縦断する国道169号線を久しぶりに走ってみた。
この道は東熊野街道と呼ばれ、大台ヶ原と大峰山脈に挟まれて、吉野、川上村、上北山村、下北山村そして和歌山県の飛び地北山村へと入っていく。
また過っては北山街道とも呼ばれた私の大好きな道でもあります。
和歌山県の飛地北山村に「おくとろ」という道の駅があります。
北山村は飛地を宣伝すると同時に「筏師の道」も宣伝しています。
かっては奈良県の上北山、下北山と共にこの北山村も含めて北山郷と呼んだようです。
北山郷で伐採された木材は一旦この北山村七色に集められ、そこで筏に組みなおして新宮へ運んだそうです。
その筏師が新宮から北山郷へ帰ってきた道が「筏師の道」と呼ばれています。
道の駅にその写真展があったので、それを見てください。
私も3年ほど前、この筏師の道に興味を持ち、新宮から下北山村まで歩いてみました。
上の地図とは一部ルートが違いますが、興味のある方はホームページでご覧ください。
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