比良のワンゲル小屋
2012年9月4日
大阪のOさんから、比良山脈打身山にある小屋の改修が今日終わりそうなので、先輩のKさんと一緒に見に行くとの連絡が入った。急遽私も追いかけることにした。
小屋周辺は現在琵琶湖バレーとしてスキー場を中心としたレジャーランドに変わっている。
私もワンゲルの頃、小屋係も経験した懐かしい小屋だが、卒業以来50年近く行っていない。小屋で行われたOB会にも参加していない。
家から車で3時間、10時半にロープウエーの山麓駅に着いた。さすがに夏休みも終わった平日なので人影もまばらです。それでも20分毎に運転している。1800円の往復券を買って乗車した。
過っては小屋建設の資材を担いで登った標高差1000mは、今は登る元気は無い(汗)。
日本最速のロープウエーとかで5分で山頂駅に着いてしまった。打見山から蓬莱山付近は完全に開発されて以前の面影は無い。従って小屋の在処は解からない。K先輩とOさんに途中まで迎えに来てもらった。
小屋に着くと現役の学生が3名、大工さんが4名来ていた。屋根を張替え、土間の舗装をしていた。
想像していた小屋より小さかったが、思い出とはそんなものでしょう。
青春の一時代を過ごした懐かしい小屋が、今も残って使われているだけでも感動ものです。
現在のワンゲル部は総勢15名だそうで、我々の頃の300名とは隔世の感があります。
50年前のOBというのは、我々が在学していた頃で言うと、50年前は明治45年かもしれないのです。
平成の学生から見れば、我々は前世紀の遺物のように見えるかも知れませんねえ(笑)。
折角だから夜は京都で一杯飲もうということで、お前も車をどこかに置いて京都で泊まれと先輩のご託宣がありました。
それではと言う事で付近のユースホステルをいくつか当たりました。私、会員なんです。
琵琶湖付近のユースホステルは交通の便が一寸悪く、京都の東山のホステルは満員、結局宇多野のユースホステルにしました。
子供の頃から在るのは知っていましたが泊まるのは初めてです。行ってみて驚きました。どこかの料亭か別邸へ来たような外観です。部屋は4人の相部屋ですが、寝るだけなので充分です。
宇多野からはバスで京都駅まで50分以上かかりました。そこで二人に落ち合って、地下鉄で四条烏丸付近にある先輩の馴染みの居酒屋へ行きました。
久しぶりの再会で、あっというまに時間が過ぎました。7時半ごろ別れたのでしょうか、足は自然に千中にある居酒屋に向かいました。
ここは50年前に通った居酒屋の中で唯一奇跡的に今も営業している店です。
10時前にユースホステルへ帰ってきました。
部屋には二人の若者が居ました。一人は九州から千葉へ旅の途中とか。もう一人は下諏訪から京都へ遊びに来ているとか。丁度持っていたワインで3人で宴会しました。
酔っ払っているので何を話したか覚えていません(笑)。
そのうち寝たようです。
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コメント
子供たちの小さいころ、山頂でシャボン玉で遊ぼうと持って出かけました。
ところが山頂では気圧の加減でシャボン玉ができないんですね。
そんな苦く懐かしい思い出があります。
投稿: みちよ | 2012/09/06 20:41
そうなんですか?
山の上でもシャボンダマを見た記憶もあるんですが、今日は酔っ払っているので、難しいことは解かりません(笑)。
投稿: フミキ | 2012/09/09 19:27