大原から琵琶湖大橋を渡って桑名へ
宇多野ユースホステルでの目覚めはさわやかに7時半でした。
今日は桑名の自宅へ帰るだけなのですが、どのルートで帰るか思いを巡らせました。
その結果、久しぶりに大原から途中越えで琵琶湖へ出て、琵琶湖大橋を渡り、永源寺から石博トンネルを潜って三重県に入るルートにしました。
この道筋は結構名所旧跡が多いはずです。
ユースホステルを出るとすぐ御室の仁和寺です。
そして龍安寺・金閣寺と続いて北大路通りを東へ、大徳寺を越え鴨川を渡ります。高野川を渡って左折、大原へ向かいます。
途中、比叡山ケーブルのある八瀬を過ぎ、8時50分頃大原に到着しました。まだ拝観には早いですが、入り口だけでも見て行こうと三千院の門前まで車で行きました。
9時頃大原を出て、途中トンネルを潜って琵琶湖大橋に着いたのは9時半でした。
ここの道の駅でお土産に鮎の佃煮とお揚げを買いました(笑)。
琵琶湖大橋を渡り、8号線を野洲から近江八幡と東に進みます。
この辺りは中山道や朝鮮人街道などで懐かしい道筋です。
ところで、武佐で8号線に分かれ、八風街道で八日市(現在は東近江市)に入ると左手に異様な岩山があり、その中腹に神社の社殿があります。太郎坊宮です。以前から気にはなっていたのですが参拝していません。今日は時間もあるので参拝することにしました。
麓に鳥居がありそこから石段がありますが、中腹に駐車場もあるそうなので、そこまでは車で行くことにしました。
そこからも本殿までは259段の急な階段があります。
狭い岩の間を通って本殿に辿り着くと絶景が広がります。
きっと、鈴鹿山脈の雨乞岳や御在所岳も見えると思うのですが、今日は一寸霞んでいました。
11時半に太郎坊宮を出て八風街道(国道421号線)に戻ります。八風街道とは武佐で中山道から分かれて八日市を通り、永源寺を通って、現在の石博トンネルの入り口付近から八風峠で鈴鹿山脈を越え、田光で巡見街道と交わりながら、桑名と四日市の中間の富田一色で東海道に繋がったらしい。近江商人もよく歩いた道だったらしい。
永源寺ダム湖を通り、石博トンネルを潜って、桑名の自宅に着いたのは午後1時過ぎでした。
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