富良野・旭川散策
2012年7月1日
十勝岳温泉を朝早く出て、朝6時から立ち寄り湯を開くという「ハイランドふらの」へ車を走らせた。
根室本線の島の下駅の近所にある公共の宿で、6時前に開けてくれた。
ゆっくり浸かったあと、朝食も取ろうかと思ったが、あんぱんを食べていたので出かけることにした。
そばにラベンダーの森があったが、ここも咲いていなかった。
行く先は登山の代わりにウオーキングでもということで、ドラマ「北の国から」のロケ地を廻るウオーキングコースを選んだ。8時前に麓郷地区に到着、喫茶店を探したが無い。
森の家というAコープの店が開いていた。富良野メロンの激安店だそうで「観光農園の半額だよ」との声に釣られてメロンを買った。
8時半に近くの「拾ってきた家」に行ったが見学は9時からだった。
その頃にはこんな暑い日にアスファルトの道をウオーキングなんて、まっぴら御免の考えで一致していたので、ウオーキングコースを「五郎の石の家」まで車で行くことにした。
実際、北海道の旭川がこんなに暑いとは思わなかった。連日30度を越える旭川は、梅雨空の本州を押さえて梅雨明けの沖縄と一位を競っている(泣)。
五郎の石の家も8時45分だったが、管理人さんが門を開け、「入場料は帰りで良いからまず入ってください」と言われて入ることにした。
高視聴率のテレビドラマだったらしいが私は見たことが無かったので、ロケ地めぐりには興味無く、単にウオーキングコースだから来ただけでした。でもここは、フアンには聖地なんでしょうね。ぼちぼちと観光客が来ていました。
そろそろ空腹だし、ラベンダーも見ておきたいので、有名な「ファーム富田」へ行くことにした。
9時10分に石の家を出て、10時前にファーム富田に着いた。ここは人気で観光バスも車も一杯です。
まず朝昼兼用の食事を。ハンバーグを食べたけど、これはジューシーで美味かった。
さすが有名な観光農園でラベンダーやいろいろな花が咲いていた。
今日は旭川グランドホテルに泊まるので、次は旭川近郊の神居古潭(カムイコタン)というアイヌの聖地へ行くことにした。
11時過ぎにナビで入れて走り始めると富良野へ引き返す方向だった。おかしいなと思ったが裏道を芦別国道へ案内した。滝里ダム沿いの空いた道を走り、4号線で新城峠を越えて1時間ほどで神居古潭に着いた。
ここは旭川の西15キロほどの石狩川でアイヌの聖地とされる渓谷美の場所と聞いていた。
でも聖地とするには、もう開発されすぎて、付近に国道12号線という札幌と旭川を結ぶ主要国道も通っているので、一寸期待はずれですね。
川には観魚橋が架かっていて、川向こうには函館本線の旧神居古潭駅と3両の蒸気機関車があった。
今はトンネルが開通して駅が無くなって、サイクリングロードになっています。
12時半に出て1時に駅前のホテルに着きました。
ここは歴史あるホテルだそうで、スパがあり、宿泊客は1000円で何度でも利用できるそうです。
近くの駅前通りで大道芸人やフリーマーケットをやっていたので見に行きました。
旭川駅前から真っ直ぐに1キロほどやっていて賑やかでした。
5時半頃から夕食に出かけました。
旭川の名物はラーメンと醤油やきそば。勿論北海道なのでジンギスカン、新鮮な魚介類でしょうね。
ラーメンは何回も食べたので、今回は魚介類と生寿司が目当てです。
2時間飲んで食べてホテルに帰りました。
寝酒用に富良野ワインが2本買ってあったのですが、昨夜の寝不足もあって飲まずに寝てしまいました。
7月2日
今日は12時半のフライトなので、それまでに旭山動物園でもという話もあったが、この暑いのに動物園なんか行きたくないとの意見もあり、今日は9時半ごろまで寝ることになっていた。
7時に朝食に行くと豪華な和定食だったのでビールが欲しくなり、一寸一杯。
運転する人には悪いが、朝の冷たいビールは美味い(笑)。
部屋に帰って、昨日のワインが残っているのが気になった。
フロントに頼んでワインオープナーを調達し部屋で2本とも空けてしまった。
10時頃出て30分で空港です。チェックインしてお土産を買い、空港の食堂へ。
旭川グルメではジンギスカンを食べていなかったので、それを注文。
いや、なかなか美味しいマトンでした。
登山に名を借りたグルメ旅行はこれで終了しました。
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