伊勢 朝熊ヶ岳縦走
2012年2月19日
やまびとの例会で伊勢の朝熊山を歩いてきました。
朝9時20分に近鉄五十鈴川駅に集合、歩き始めました。
元来朝熊ヶ岳は近鉄鳥羽線の朝熊(あさま)駅から登るのが一般的です。
お正月には多くの人が初日の出を見に登るそうです。
今回は縦走ということで五十鈴川駅から歩くコースです。
本来なら内宮からの宇治岳道がよいのですが、五十鈴川駅から内宮までの車道が嫌ということで、楠部町からの楠部道になりました。
近鉄の下を潜るあたりが登山口でしょうが、そこまで何の案内もありません。
今回はカメラを忘れて行ったので、皆携帯の画像です。
登山口で準備体操して、出発は多分10時頃でしょう。
あまり踏まれていない道を20分ほど登ると伊勢志摩スカイラインに出ます。
それを横断してさらに20分ほど登ると石垣があり、内宮からの宇治岳道に合流します。
標高は250mほどです。この辺で大休止でしょう。
この宇治岳道は昔登山バスが通っていたそうで、広い良い道です。でもバスが走っていたとは、とても思えませんが。
ここから朝熊峠までは約4キロ、水平な道ですが、所々登りがあって250mほど登ります。
朝熊峠ではあさま駅からの道と合流します。12時5分前に到着しました。
さらに15分ほど登って電波塔のある朝熊ヶ岳山頂に到着です。
山頂からの景色はまさに絶景で、二見から鳥羽の港や答志島・神島など知多半島までの海の景色はすばらしいの一言です。
空気が澄んでいれば富士山まで見えるそうですが、今日はそこまでは見えていません。
山頂には八大竜王の立派な社殿もあります。
1時には出発、金剛証寺へ向かいます。
金剛証寺は真言宗から臨済宗に変わり、戦国時代には衰退したが、神仏習合により伊勢神宮信仰と結びつき、
「伊勢へ参らば朝熊を駆けよ、朝熊かけねば片参り」とされ、伊勢志摩最大の寺院となった。
ここには「おちんこ地蔵」という変な呼び名の子授け地蔵さんがあり、大笑いしました。
ここからは当寺院が真言宗の寺であった頃、空海が奥の院として建てた丸山庫蔵寺を経て、近鉄加茂駅に至る庫蔵道?を下ります。距離的には結構あって、8キロ位かなと思われます。
庫蔵寺へ下る途中、猟友会の人たちが狩をしていて、大きなイノシシを獲物にしていました。
シシ鍋は好きなんですが、イノシシは可哀想というのは矛盾ですか(笑)。
庫蔵寺へは14時50分頃到着、蝋梅という黄色い梅がきれいでした。
お寺を55分頃出発、30分ほどで中河内の集落にでました。
そこから車道をぶらぶら歩いて、加茂駅到着は丁度4時でした。
16時17分発の電車で桑名へ帰りました。
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