御池岳
2011年11月8日
昨日今日と好天が続くので、どこか静かな山歩きでもしようと、鈴鹿山脈の北の端「御池岳」へ登ってきた。急に思いついたので単独行です。
8時に家を出てコンビニで弁当を買い、コクルミ谷の登山口近くの駐車場へ着いたのが9時18分、準備して登山届を書いたりして出発が9時36分でした。
同じく単独行の登山者がいて、「今年の紅葉は駄目ですねえ」と、全くそのとおりで期待外れです。
20分ほどで「たて谷」分岐です。彼はここから鈴北山へ向かい、御池岳からコクルミ谷を下ってくるという。私は逆を考えているので、ここで別れる。
25分歩いて5分休むのを1ピッチとして歩く。御池岳はこれまで登ったことが無いのですが、道が荒れていて、所々踏み跡が解からないので慎重に登ります。
10時21分に長命水、一寸一杯頂いて、その先の5合目で小休止。
5合目の一寸先で道が崩落して解かり難い所があるが、適当に見当をつけて登る。
6合目の白瀬峠分岐は10時58分に通過、11時09分に7合目に到着して小休止です。
今日は先日買った「山ナビ」を持って来ているが、その軌跡を見ると、2万5千の登山道を少し外れて尾根を大きく巻きながら少し下って8合目の通過が11時23分。
すぐに鈴北岳との分岐があります。直進すれば鈴北岳、左折して御池岳方面です。丸山(御池岳)へ25分、奥の平35分、ボタンブチ40分とあります。図のA地点です。
9合目で一寸休憩したあと、稜線手前で奥の平分岐が11時55分でした。B地点です。左折して稜線に出て奥の平に向かいました。奥の平から来てコクルミ谷へ降りる場合は道標が解かりにくいですね。
草原に出てボタンブチの案内がありましたが、絶景の断崖と知らなかったので、下るのは嫌だとパスして奥の平に向かいました。12時5分に奥の平到着です。
北西側に霊仙や伊吹、北東側は中里貯水池や養老山脈が見えて、なかなかの絶景です。
南側は藤原岳や鈴鹿の山々が見えているのでしょうが一寸よく解かりません。写真を2~3枚撮って引き返しました。
御池岳の手前で朝別れた単独行の登山者に再会しました。
御池岳山頂が12時17分、登山者が2組弁当を食べていました。特に空腹でも無いのでそのまま鈴北岳へ下山しました。
15分下ってA地点からの道と合流しました。C地点です。案内に従って左折します。のんびりした道を歩いて池(真池というのでしょうか)の側を通って日本庭園との分岐が12時46分です。鈴北岳の山頂の道標が見えています。
山頂到着は12時52分、ここも絶景で琵琶湖が見えますが霞んでいます。
鞍掛峠方面に頂上のすぐ下にたて谷への分岐があります。それを下る予定でしたが、「初心者、要注意」の案内があったので、止めて鞍掛峠へ下ることにしました。歳をとるとバランスも悪くなっているので、谷を降るのは止めた方が良いでしょう。
いずれにせよ時刻も1時になり、お腹も空いてきたので昼食にしました。これからは温かい味噌汁や麺類が美味しくなる季節ですね。
1時20分に出発、2時に峠に着きました。右折して登山口へ向かいます。2時17分、鞍掛トンネル出口の登山口へ着きました。
大阪ガスのガス管埋設工事が延々と行われている道路を16分歩くと、朝のコクルミ谷登山口でした。
出会った人も10人余りで、静かな山旅は良かったのですが、紅葉がきれいなら、もっと良かったでしょうね。
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