霊仙山で蛭に
2011年7月23日(土)
大阪のOさんから、8月に行く蝶ヶ岳に備えて、どこかトレーニングに行こうと話しがあり、霊仙山(1084m)nに出かけてきた。
9時にJR柏原駅で落ち合い、準備する。柏原は中山道の宿場町で2~3年前に歩いている。一寸懐かしい。
9時15分に中山道に別れて出発する。
「鈴鹿の山完全82コース」というガイドブックで駅から登り3時間とあり出かけたが、間違いで登山口から3時間だった。駅からだと4時間が正解か。
霊仙山は一昨年12月に漆ヶ滝ルートから登って、途中悪天候?で引き返したことがある。今回そのリベンジもある。無事に登れるか。
柏原大師堂を過ぎるとすぐ登山道入口の案内がある。さらに名神高速の下を潜って歩くと「います道」の石標がある。後で調べたが関ヶ原方面への道らしい。
すぐに養鶏場があり左の道を登って行く。歩き始めて40分弱、9時52分に登山口に着いた。ここから3時間が妥当なコースタイムかもしれない。
橋を渡ってしばらく、又橋を渡ると1合目になる。ここで靴下をめくってヒルのチェックをすると、居ました。左足に3匹右足に1匹です。幸いまだ吸い始めか吸ってないので簡単に落ちる。ズボンの裾を靴下の中に入れて防御する。
ところで1合目の表示ですが、殆どのガイドブックが、この上の2本杉(2合目)を1合目と表示している。この柏原コースは水平な尾根歩きが長く、距離か標高かどちらで表示しても難しいと思うが、何を基準の合目なのか解らない。
ともかく、2本杉の2合目が10時37分、コンテナー小屋のある4合目が11時24分だった。ここで若い男性4人のグループが抜いていった。我々より30分後に出発したらしいので、駅から1時間40分。我々が2時間10分なので彼らなら3時間で登れるかもしれない。
5合目の手前下に林道が近づき、頂上へ続きそうだが、林道からは行けないと案内がある。この作者西出商店のご主人は霊仙のあちこちに登山者のための案内を書いて頂いています。感謝。
5合目を過ぎると樹木が少なくなり展望も出てくる。6合目で休もうと思ったが7合目まで頑張ることにする。6合目から7合目は樹林の中をトラバースで結構長い。
12時14分に7合目到着、河内道との分岐ですが、河内道は荒れているため行くなの案内があった。
ここでまた女性が追いついてきた。聞けばさきほどの男性グループだそうです。女性にも抜かれたか。
継子穴を過ぎ、8合目9合目をを過ぎ13時頃にようやく視界が開け避難小屋が見えてきました。
避難小屋到着が13時10分、前方に経塚山(北霊仙山)が見えています。空腹なので昼食と思いましたが経塚山まで頑張ることにしました。
13時21分経塚山(1040m)に到着です。前方の霊仙山へは15分、その隣の最高地点へは10分です。
まあ、ここで昼食と弁当を広げます。先日から使い出したクールボックスの缶ビールが燦然と輝きます(笑)。
Oさんも大喜びです。
頂上からの景色は良く見ると雄大です。南西には彦根方面の琵琶湖の湖岸、北には竹生島から長浜そして伊吹山が聳えます。
14時になって出発する二人の足は、当然のように醒ヶ井養鱒場に向かいました。霊仙山頂は見向きもしません(笑)。うろうろしていると17時06分発のバスに乗り遅れます。
先程の女性が15時38分のバスに乗りたいと早足で去って行きました。信じられません(笑)。
15分で霊仙神社です。霊仙山頂に行けなかったことをお詫びして、お賽銭もあげてお参りしました。
14時38分に5合目、15時12分に汗拭峠(2合目)です。ここまで来ればもう少しです。
6~7分下ると小屋があり7~8人の登山者が休憩していました。
見れば、冷たい清水にビールが冷えています。
たまらず頂くことにしました(笑)。
そこから50分強、16時32分に養鱒場のバス停に到着しました。やれやれ。
そこで膝のサポーターを外すと、なんとズボンが真っ赤です。しまった、もう1匹居たのです。充分血を吸ってパンパンに硬くなっていました。血が固まらないように、何か分泌物を出して吸うので、抑えても押さえても血がとまりません(泣)。
醒ヶ井駅には「水の宿駅」という公共?の建物があり土産物や飲食店があります。そこでとりあえずまたビールを飲んで、トンカツと鱒のフライを食べて帰りました。
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