初歩き 伊賀上野と伊賀牛
2011年1月5日
今日は初ウオーキングで上野市(伊賀上野)へ行きました。大阪のOさんが一緒です。
JR関西線の伊賀上野駅で10時に待ち合わせたのですが、平日ダイヤを休日ダイヤと間違え乗り遅れました。毎日が日曜日なので1月5日は休日と思っていました(笑)。
急遽近鉄に乗り、伊賀神戸経由で上野市駅に場所変更して、なんとか落合ました(汗)。
上野市は大和街道が通り、伊賀街道の起点でもあります。
観光資源としてはまず松尾芭蕉、生まれ育っています。他には伊賀牛、伊賀焼、組みひも、伊賀流忍者でしょうか。ほかに、醤油や漬物も有名です。
今日はおせち料理に飽きた身体を少し歩いて、その後伊賀牛のすき焼きでもというのがテーマです。
と言う事で、まず芭蕉生家へ行きました。ここで750円の3施設共同入場券を買いました。各施設300円なので150円のお得と、途中でウオーキングを止めないお守りです(笑)。
私の生まれた京都の町屋のような懐かしい建物です。係りの小母さんと楽しい会話が弾みました。
次いで大和街道を南下し、すぐ伊賀街道の起点です。大きな石の道標があります。
ここから少し伊賀街道を東へ歩いてみました。
街道沿いに有名なすき焼きの金谷と、もう1軒森辻があります。駅前にもう1軒伊藤という店があり、肉屋さんが開いているすき焼き屋さんは、この3軒だそうです。
街道沿いの家には、皆じょうれんに花を飾っていましたが、これはどういう謂れがあるのでしょうか?
引き返して大和街道に入ります。菅原神社の手前に「でんがく」の大和屋があります。
時間はまだ11時ですが一寸でんがくで一杯やることにしました。こういうことはよく意見が合います(笑)。
でも余り飲むと歩きに差し支えるので控えめにして出発しました。
すぐ菅原神社がありますが、ここは神社の鳥居、お寺の山門や釣鐘、天神さんのお使いの牛とか、ごちゃ混ぜになった神仏混交の典型のような天満宮です。
神社を出て大和街道を西へ向かいます。この街道は地元では「加太越奈良道」と呼ばれるようです。
真っ直ぐに西へ伸びています。
左折して蓑虫庵へ向かう途中で、醤油で有名な伊賀越の店があり、少しお土産を買いました。
蓑虫庵は芭蕉の門弟、服部土芳の庵で、芭蕉から次の句を送られたのでこの名がある。
「みの虫の 音をききにこよ 草の庵」
次に北上して荒木又右衛門の仇討ちで有名な鍵屋の辻に向かいました。ここは大和街道沿いで、ここにも大きな道標と資料館があります。
資料館では大名と旗本の意地を巻き込んだこの仇討ちの詳細が解ります。
そろそろすき焼きがちらつきますが最後は上野城公園です。これも田楽で有名な「わかや」の前を通ってお城へ向かいました。
雄大な石垣がすごいですね。藤堂高虎は築城の名手だったそうですね。
公園には俳聖殿という芭蕉の旅姿をイメージした建物があります。そういえばそう見えます。
忍者屋敷のくのいちらしい女の子が勧誘したが見物は止めて、共通券最後の芭蕉記念館を見学します。
ここが済めばいよいよ待望のすき焼きです(笑)。金谷までの道は遠くありません。
まあ、写真で味わってください(笑)。
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