那須ヶ原山から油日岳縦走
2010年12月5日
今日はやまびとの例会です。3日前に歩いた鹿深の道の近く、那須ヶ原山(800m)から油日岳(698m)へ縦走します。参加者は19人、大量参加ですね。
国道1号線の鹿深の道を左折、大原ダムを越えたところで左折、参道橋を目指します。なんと3日前に歩いた鹿深の道です。
今日は縦走なので降り口の油日神社からの道に置き車をしました。
ここから溝干山方面の林道もあるようです。林道を15分歩くと登山口です。
25分登ると鹿除けの網に囲まれたカエデの植林地に出ます。ここは樹木が伐採され、背後の眺望が開けます。鈴鹿の山々や眼下には大原ダムや新名神などが見えます。
さらに30分弱、参道橋から1時間一寸で那須ヶ原山頂上です。頂上には大鳥神社の奥の院である那須ヶ原神社が祀られています。眺望は余り良くありません。
10分ほど休憩して出発、すぐに南鈴鹿の従走路に入ります。ここからは急な降りです。時折、左手(南東)に錫状岳が見えますが、基本的には急峻なアップダウンです。
空腹を癒すため、おやつ休憩も含んで1時間歩いて、木原越えの分岐がある。
ここから三国岳を目指す訳だが情報が錯綜している。原因は三国岳が二つ有ることだった。国土地理院の686mのピークも三国岳の看板が掛かっているし、そこから西へ三つ目の715mのピークも三国岳だった。
ともかく一つ目の686mの三国岳到着は分岐から17分後の11時40分だった。
そこから更に忍者返しとかのキレットを越え、右後方に那須ヶ原山を見ながら20分強歩くと715mの三国岳だった。
12時5分出発、まだまだアップダウンは傾斜を緩めてくれない。
忍者岳の手前に「不鳥越峠」という訳の解らない看板がある。「鳥不越峠」というのが、先ほどの三国岳からゾロ峠に向かうと有るはずだが「不鳥越峠」とはなんだ(笑)。
そこから5分で油日岳山頂です。ここには油日神社の奥の院「岳神社」が祀られています。
頂上すぐ下の避難小屋付近で昼食休憩です。ここからは南西方向の甲賀市や伊賀市の眺望が開けています。
1時35分頃出発、先ほどの分岐へ返って降りに入ります。でもこの山は最後まで優しい顔は見せてくれません。まだまだ急な降りです。
30分降ってようやく林道にでました。ここの置き車で参道橋の車を取りに行きます。単独行では出来ない芸当ですね。
帰りに油日神社に参拝しました。全国の油や石油の業界に信仰されているようですが、創設の謂れはどこにも書いてありません。
油日岳の山頂に光と共に油日大神が降臨して祀られたそうです。社殿は古く重要文化財に指定されています。
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