平家の落人伝説 新桑窯
窯という字はもっと複雑な字です。昔海水を炊いて塩を作った窯です。
壇ノ浦の合戦に破れた平家の落人は、各地に逃れて落人部落を作ったのですが、ここ南伊勢町にも来たらしい。
そして塩を作って生活の糧としたらしい。
なので、南伊勢町には多くの窯の字が付く地名がある。新桑(サラクワ)窯はその西の端です。
棚橋窯、栃木窯、小方窯、道行窯、大方窯などです。
新桑窯と錦漁港の間に姫越山があり、それを越えて紀伊長島へ向かうのが熊野脇道です。7年前歩いてみたのですが、道を間違えかつ身長以上のシダの群生に阻まれて敗退しました。
最近、南勢テクテク会の方が整備されたとの情報で、来年早々行くつもりですが、今日は自転車を持って下見に行きました。
錦峠から紀勢南島トンネルを潜ると古和浦湾が見えます。
新桑に入って車を置き、自転車を下ろしました。
かって歩いた記憶を辿りながら、新桑の集落の中をポタリングします。
不動明王でしょうか石仏があります。
このすぐ後に南勢テクテク隊の道標が左を指していました。
前回はここを直進しました。
今日はここまでにして引き返しました。
古和浦漁港へ自転車を走らせ、集落をぶらぶら。
食堂でカツカレーを食べました。
550円でリーズナブル(笑)
さらに峠とトンネルを越えて方座浦へ。
ここは熊野脇道でもありますが、私のダイビングスポットでもあります。
平成10年10月10日に10本目という記録を持っています(笑)
この寒いのに誰か潜っているかと見にいったら、私のCカードの母校、大垣のHが来ていました。
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