油日岳&BBQ
今日は趣味人のコミュ「山登りハイキング」のオフ会で、三重・滋賀県境の山というか鈴鹿山脈最南端の山、油日岳に登りました。
メンバーはかもちゃん、てっちゃん、漫歩さん、家康さんと奥さん二人、そして私の7人です。
奥さん二人と私は、山歩きの後のBBQに釣られて来ているようです(笑)。
9時34分にJRで柘植駅に着いたてっちゃん夫妻と私は漫歩さんにピックアップしてもらって余野公園に着きました。
途中、「壬申の乱」云々と書かれた看板がありました。吉野で兵を挙げた大海人皇子が、大津から鹿深越えで逃れてきた息子の高市皇子と合流したのがこの辺りで、以後加太越えで伊勢の国に入り、美濃で味方の軍と合流して大友皇子を撃ったそうです。加太越えの大和街道は歩いているので、土山から油日への鹿深の道を歩いてみたくなりました。
さて奥余野公園は標高336m、ここからゾロ峠-三国岳-油日岳と周回する3時間半から4時間のコースが一般的です。我々は逆に油日岳に最初に登り、時間が許せば三国岳-ゾロ峠と周回する予定です。でもメインはBBQですから(笑)。
10時前に出発、のんびりと三馬谷に沿って車道を登っていきます。それにしても今日は雲一つ無い行楽日和です。道端にはマムシ草が目に付きます。
15分ほどで車道は終点となり、三国岳と油日岳の分岐へ着きます。
標高は416mと案内されています。油日岳は693mなので280m弱の登りとなります。
ちなみに三国岳の三国は近江の国、伊賀の国、伊勢の国でしょうね。
分岐を左に取り、三馬谷滝に入ると急に道は険しくなります。
BBQ前ののんびりした山歩きを予定していた私には宛て外れです。小さな滝をいくつか見ながら尾根に取り付くと、これまた急勾配の登山道です。
急勾配だがロープも鎖もありません。これでは不慣れな登山者は苦労することでしょう。
40分位登ってようやく平坦な尾根にでました。ここは三馬谷滝と奥余野公園からすぐ尾根に取り付く道の合流点みたいでした。
ここから10分ほどで油日岳頂上です。駐車場から1時間10分位かなと思います。
頂上には油日神社の奥の院岳大明神があります。眺望は良くないのですが、少し那須ヶ原山方面の銃走路を下ると見晴らしの良い場所があるそうです。
我々はどうするか迷ったのですが、今11時過ぎ、縦走して2時間半から3時間掛かると午後2時過ぎになり、それから買出しBBQでは一寸時間的に遅いだろうということで引き返すことにしました。
帰りは三馬谷滝を通らず尾根道を行くことにしました。この道は痩せ尾根で見晴らしも少しあります。
でもこの道は標高560m辺りをなかなか下りません。途中「高間・みずべ公園」なんて案内があって間違い無いか心配する頃、ようやく鈴鹿山脈最南端のピーク(?)に着きます。
我々も奥余野公園まで一気に220mを下ります。このコースは行きの登りより時間が掛かって、到着は2時前でした。
さあ、今度は余野公園でお楽しみのBBQです。余野公園は明日(5/9)ツツジ祭りだそうで、地元の人は準備に追われています。
かもちゃんさんのBBQセット、家康さんの食材差し入れ、漫歩さんの竹の食器造り、てっちゃんさんの調理で、すべての準備はOKです。二人の奥さんと私は据え膳で食べて飲むだけでした(笑)。
公園からツツジの向こうに今日登った山がよく見えました。
左端が油日岳、そして加茂岳、忍者岳、奥の三角が三国岳かな。そして倉部山で見えない辺りがゾロ峠でしょう。充実の1日でした。
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