初詣&初歩き
年末年始で飲みすぎたかもしれない身体を少し鍛えようとウオーキングを考えた。
結果、初詣に多度大社へ行き、帰りを歩くことにした。
行き帰り歩きなさいって、片道12キロなんで往復だと24キロ、お屠蘇気分の身体には一寸きつい(笑)。
11時24分に多度駅に到着。ここから多度大社までは1.6キロです。
ところで神社の呼び方に神宮と大社の2通りがある。どう違うのか。
伊勢神宮、熱田神宮、明治神宮など。
出雲大社、住吉大社、多度大社など。
聞くところによると、現天皇家の先祖・血筋にあたる神社の大きいものは神宮と呼び、
血筋に当たらないのは大社だそうです。
参道には鯉料理で有名な大黒屋や多度豆の本家と称する店が軒を並べる。
駐車場が満員らしく1キロほど渋滞しています。
神社のそばにお稲荷さんがあり、まず今年の商売繁盛をお祈りして、お揚げをお供えしました。
次いで多度大社ですが満員です。参道が人でぎっしり、1分で行けるところが25分もかかりました。
家内安全をお願いしてかえってくると猿がいました。10匹以上いました。
多度神社の祭礼で揚げ馬が有名です。急な坂道を駆け上がります。
その成功の数で今年の豊作や運勢を占うとか。
門前の食堂で昼食にしました。やはり今年も好物はカツ丼でした(笑)。
屋台のやきそばも美味しそうだったなあ。
12時42分、門前を出発しました。
渋滞の列はさらに伸びていました。
途中から川原に下りて、養老線や大桑国道をくぐりました。
木曽三川公園のタワーが見えてきます。
田んぼの中を歩いて、揖斐川に架かる油島大橋を渡ります。
国営木曽三川公園で丁度1時間でした。
ここには昔から治水神社があります。
徳川幕府に堤防工事を命じられた薩摩藩が非常に難工事の末完成しました。
でも多くの犠牲者と多額の予算超過の末でした。
平田靭えだったかの責任者は工事完了後切腹したそうです。
その薩摩義士を祀る神社にもお参りしました。
桑名駅前にお寺もあります。
次いで長良川を渡り、自宅と陸続きになりましたが、ここは愛知県です。
木曽川と長良川の間にできた中州のような土地です。
織田信長が長島願証寺の攻略に苦労した頃は、小さな島の集まりだったようです。
長良川沿いの堤防を下ると、これも木曽三川公園の船頭平閘門(こうもん)があります。
閘門というのは運河で、水位の違う木曽川と長良川を船を通わせる施設です。
小パナマ運河と言われますが、こちらの方が古いそうです。
ここには、木曽川文庫といって治水の資料館みたいなのがあります。
この辺で午後2時半でした。
ここも三川公園の一部かな。
隣に輪中(わじゅう)の里という施設があります。
輪中の歴史や伊勢湾台風の被害状況の資料などあります。
一寸疲れた足取りで自宅到着は3時15分、ざっと2時間35分のウオーキングでした。
| 固定リンク
コメント