阿蘇山
2009年11月29日
今日は阿蘇山に登る日ですが火山ガスによる登山禁止で90%諦めています。
阿蘇山は全体を呼ぶ名称で最高峰は高岳1592mです。仙酔峡900mから馬鹿尾根と呼ばれる尾根を登るのが一般的です。
我々は阿蘇山ロープウエーの山上駅まで車で登り、そこから火口を巡りながら中岳1506mを経由して登ることにしていました。所要時間はどちらも2時間ほどですが、後者は標高1250mまで車なので登りが少ない。それに尾根伝いに火口を見ながら歩く方が景色も良いと思いました。
それと何より、ぎっくり腰を起してから初めての登山なので登りは少ない方が望ましいのが最大の理由でもありました。
さてしかし登山禁止ではなんともなりません。駄目なら久住山に廻ろうと早めに宿を出発しました。8時に山麓駅に着き、今日の様子を聞きに行くと、なんと全面解放だそうです。風向き次第なんですねえ。大喜びでゲートが開く8時半を待ちました。
560円を払って標高差100mほどの阿蘇山公園道路を登ります。駐車場で身支度をしていると、公園管理の人が「登山されるなら火口を見た後、車を砂千里の駐車場に回してもらえるとありがたい。」と言ってきた。頂上駐車場はすぐ満車になるようだ。
世界一の火口からは噴煙がたちこめ、さすがにすごい。あちこちに噴火したら逃げ込むトーチカが造られている。
少し降った砂千里の駐車場に車をまわし、登山届けも書いて出発したのが9時5分ごろです。
登山口付近から中岳を望む
少し南の尾根の部分を10分ほど歩くと本格的な登りになります。1230m位から1480m程度まで250mほどの急登です。
50分ほどで登りきると雄大な火口の景色が広がります。中岳から高岳へ続く稜線があり、その右には鋸型の根子岳が霞んでいます。
ここからは多少のアップダウンは有るものの快適な尾根歩き20分ほどで中岳に着きます。雨も覚悟する天気予報でしたが、なんとかこらえてくれています。でも高岳は雲の中です。
中岳からは噴火口と休止中の仙酔峡ロープウエーが見えました。寒いので早々に高岳に向かいます。20分ほどで高岳頂上です。登り始めて1時間50分ぐらいでした。ここも百名山の一つだそうです。
降りは1時間10分ほどで砂千里まで降りてきました。砂に足跡が残っていたので、行きに通った尾根道を止めて砂千里を歩いて駐車場に帰りました。良かったのかしら?
ロープウエー乗り場近くのレストランで「かつ丼」を食べました。たしか850円ぐらい、ボリュームたっぷりで満腹でした。
阿蘇の名物「草千里」を見学しながら次の目的地「豊後竹田の岡城址」に向かいました。
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