神の島「久高島」
2009年10月31日
今日は神の島と言われる久高島へ行く日です。那覇バスセンターを8時8分発のバスがいいなと思っていたが、目が覚めたのは9時前だった。ドミトリーの中は暗いので寝過ぎてしまった。
とりあえずバスセンターに行くと、次のバスは10時39分発しかない。安座真港までは1時間一寸かかるので11時半の船には間に合わない。その次は2時の船しかない。
すると島に2~3時間居るとして帰りは7時頃になるなあ、まあいいか。
そんなことを考えながらコンビニ弁当を食べていると、観光らしい女の子が話し掛けてきた。
「10時39分のバスで11時半の船に間に合いますよね?」
「間に合いませんね、次の2時の船になります。」
「2時に島でガイドが予約してあるんです。8時のバスに寝坊して乗り遅れたのです。」
結局彼女は丁度来合せた同方向のバスに途中まで乗り、そこからタクシーで行くという。
私にも都合が良いので同行することにした。
タクシー代は1600円ほどで、なんとか船に間に合った。船は往復で1410円です。15分で島に到着です。
彼女は千葉県からで島に2泊するという。前回来たとき「今度は泊まりで遊びに来なさい。」と言われたのでとか。やはりリピーターなんですね。
島には食堂が3軒、レンタサイクル店が3軒ある。2時間500円の自転車を借り、中央道路を最先端の カベール岬へ向かう。
久高島は昔イザイホーという神事が行われたことで有名です。現在は神になる女性の適任者又は有資格者が居ないのか、10年以上行われていないそうです。昔は国王が海を挟んだ対岸の本島にある世界遺産のセーファー御嶽(ウタキ)から拝んだそうです。
港から3キロ位でカベール岬です。しばらく海を眺めながら持参の白ワインを飲みました。引き返して北側のロマンスロードに入りました。ここも眺めが良いです。
中央道路に帰り、今度はフボー御嶽へ行きます。ここは最高の聖域で、以前は男子禁制と聞いていましたが、今は男女を問わず立ち入り禁止でした。
北側の道に入り、石段の壊れたヤグルガーや沖縄特有の墓地、湧き水のイザイガーなどを見ながら集落に帰ってきました。
1時過ぎでまだ時間もあるので、今度は南側の道に入りました。ピザ浜、たち浜、イシキ浜と見たところで、お腹も空いてきたので引き返しました。
まず食事所徳仁で生ビールとサザエ、続いて「さばに」という店へ。ここでは「天ぷら」を注文して缶ビールと泡盛を一杯。
沖縄には「てんぷら」を売る店が多い。さかな、いも、かぼちゃ、モズク、イカだったかな5点で300円はおつまみに最高です。10点なら500円です(笑)。通常の街の店では1個40円~50円が相場ですね。
3時の船で安座真港に帰り、バスを1本見送って、1時間ばかり何もせずボーっと過ごす。沖縄だとそんな過ごし方も似合っているかもしれない。
6時前ごろ那覇に帰り、若狭の方にある高良食堂へ行った。ここはガイドブックにも出ているが入ったことは無い。
ここは焼きそばにビールだと、食券売り場でビールを探していると、女の子が寄ってきて「アルコールはありません。」と。なんという店だと思ったが、やきそばだけ頼む。450円でボリュームたっぷり、味も美味しかったので満足でした。
この日はお腹が膨れすぎて、もう一軒行く気持ちも起こらず、民宿へ帰って寝てしまった。
| 固定リンク
コメント