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2008/05/20

西大台

5月18日

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7時朝食、8時過ぎに出発しました。入り口近くの大台教会(神道です)に参拝して、入り口に着くと、監視員が待っていました。入山名簿と照合して、マットで靴をぬぐって出発です。

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昨日の東大台と違って誰も居ません。ただしばらくはドライブウエーに近いので、時折車の音がします。
東大台が日出ヶ岳や大蛇ぐらのような眺望に優れた目玉商品があるのに対して、西大台は地味です。要するに原生林を楽しむということです。

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入って300mほど進むと道が分かれます。時計回りに進むか反時計回りにするかです。監視員が反時計回りが楽と言ったのでそうしました。

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ナゴヤ谷を過ぎて一寸した広場でバイケソウの群生があり、松浦武四郎の碑の案内があったので見にいきました。200mほど登ります。

元の道に返って来ると、何かの研修のような10数人のグループが居たので、やり過ごすことにしました。

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鹿の食害から植物を守るネットがいたる所にあります。中の谷を過ぎ、ブナの原生林を通って七つ池に着いたのは9時40分、コースタイム1時間の所を1時間半以上掛かっています。一寸ゆっくり歩きすぎたか。

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でも、この辺りの新緑は素晴らしく、何もコースタイム通りに歩くのが目的では無いので、のんびり、ゆっくりがお奨めです。

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ヤマト谷の川原で一休みです。10時30分に出発、開拓跡を過ぎ、開拓分岐の道標が10時45分、展望台に向かいました。

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15分の登りで展望台です。ここからは昨日の大蛇ぐらや東の滝が見えます。ここに朝会った監視員の人が居ました。

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大蛇ぐらは光線の具合で鮮明には見えません。午後からの方が良いかも。
上の写真の稜線、右の端が大蛇ぐらです。

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東の滝です。
ともかく11時、ここで昼食にしました。弁当を食べ、ラーメンを作って、最後はコーヒーを作ってのんびりしました。
西大台はキャンプや焚き火は禁止ですが、バーナーでコーヒーを沸かすぐらいは良いということでした。

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本格的?ドリップコーヒーです。
丁度1時間休憩して12時に帰途に着きました。

ここで、同行のNくんが膝が痛いと言い出しました。日頃使っていない関節を急に二日間も使ったので関節炎を起こしたようです。

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私も同じ持病があるので、その痛さはよく解ります。膝が曲げられないのです。幸いなことに、ここからは15分降って2時間の登りです。登りはなんとかなるのです。

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開拓分岐から吊橋を二つ渡り、20分程登ると水平になり、タタラ力水、中の谷と過ぎて休憩。
付近の樹木は鹿の食害でしょうか、ひどいのもあります。

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すると最後の登りですが、これはあっけなく朝の分岐点に出てしまいました。ここから400mで駐車場です。1時45分、開拓分岐からは1時間半でした。Nくんも頑張ったようです。

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帰り道は結構順調で、車中はKくんが運転、私とIくんは反省会と分業も成立しました、写真上(笑)。

途中、和歌山街道との交差点、三茶屋ではタコ焼ならぬスジ焼とかす焼をIくんが買ってくれました。
小名住人の小母さんと、タコ焼屋の小母さんと過疎の生活話がはずみました。

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