熊野街道 大吹峠
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2007年10月20日
京屋旅館さんのすぐ前にある乗場から、8時20分発のロープウエーに乗りました。
標高は455m、終点の成就駅は1300mです。7分30秒で結んでいます。
成就駅を8時30分に出発、成就神社に向かいます。スキー場の横の緩やかな登りを30分ほどで成就神社です。
石鎚山は日本7霊山の一つで役の行者の開山です。その役の行者が霊感を授かって山を降り、この場所で振り返って祈願成就のお礼をしたという謂れから成就神社ができたとか。ここには旅館も数軒あります。
登山口は神社の山門を潜ります。
登ってきた100mを降ってまた1300mになったところが八丁です。ここで9時20分。
30分一寸で試し鎖です。ここは一寸した岩峰で、単に登って降りるだけです。体力に自信の無い人は下の近道を行くよう案内があります。
一応登って岩の頂上に立つと周囲が見渡せ登った甲斐はあります。だけど降りの鎖が怖い。へっぴり腰でようやく降りると前社ヶ森小屋です。ここまでで半分の道のりです。
ここから少し登ると後の下界が開けはじめ、さきほど登った岩峰も眼下になります。
標高1700m程度で稜線に出ると、いよいよ正面に石鎚山の威容が見えてきます。紅葉はまっさかりで、その上に岩肌に覆われた山頂がそびえています。
一寸降った所が夜明け峠で10時30分に通過。2の鎖小屋や山頂神社の眼前に迫ります。
すぐに1の鎖が有りますが、先ほどの試し鎖で体力が無い事が確認できたのでパスしました(;゜-゜)。
でも本当は大したこと無くて、女性や子供も登っています。登るだけならそんなに怖さもないでしょう。
ここからも巻き道を登りました。この巻き道は断崖につけられた金属製の足場板のような道です。でも手すりもしっかり付けられ危険ではありません。
この巻き道が無いときは皆鎖を登ったことでしょう。やはり行場の霊場だったということでしょう。11時20分に石鎚山山頂到着です。
山頂には石鎚神社と頂上小屋があります。人気の山だけに多勢の登山客です。頂上小屋もこの日の宿泊は満員でした。今朝はマイナス6度だったそうで、ツララも残っていました。
頂上からの眺望は素晴らしく、遠く東には昨日登った剣山、近くに瓶ヶ森。北には瀬戸内海から中国地方の山々。時には伯耆大山も見えるとか。西には昔縦走した笹ヶ森からの稜線が見えます。さすが西日本最高峰です。
ここから鎖の痩せ尾根で最高地点の天狗岳(1982m)ですが、これもパスしました(;゜-゜)。
ともかく強風で寒くてたまらないので、そうそうに退散することにしました。2の鎖小屋まで降って風を避け、ようやく弁当にしました。
40分位休憩して12時半過ぎに出発、40分ほどで前社ヶ森小屋に到着。土日だけ来るという小母さんにお酒を一杯貰って15分ほど休憩。今度は巻き道で試し鎖の岩峰を避けて降っていく。
八丁には13時55分。この辺りの森林は手付かずで素晴らしい。ブナやナラ、カエデの類など広葉樹の原生林は歩くのも楽しい。
14時30分に成就神社、14時50分にはロープウエー駅近くの展望台へ。ここからの瓶ヶ森(1896m)の眺めもなかなかです。15時発のロープウエーに滑り込み、一路今夜の宿、道後温泉に向かいました。
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2007年10月19日
翌朝7時半に出発、登山口の見の越に向かう。
途中の脇町や剣町は「うだつ」の町並みがある。
この辺で半分登頂の戦意は喪失している。
9時半ごろ見の越到着。標高は既に1420mです。
ここから登山リフトがある。終点の西島駅は標高1750m。
歩けば1時間の距離でしょう。
でも今日はひどい雨です。4人のうち二人は登らないという。
私とKさんは登ることに。但しリフトで。雨具の準備は万全です。
15分で、西島駅です。
10時に出発、3つの登頂コースのうち最も短い尾根道コースを選ぶ。
960mで40分です。
大剣神社コースは1200m1時間、もう一つは遊歩道コースで1980m1時間20分です。
晴れていれば大峰山脈も見える360度の大展望のはずですが今日は何も見えません。
帰りは大剣神社を経由しました。
さらに降ってリフトに乗る頃には少しガスが晴れて周囲が見えてきました。
車に乗って走り始めると剣山の山頂が見え、次郎笈(じろうきゅう)までの稜線も見えてきました。
計画では奥祖谷(おくいや)二重かずら橋に行くはずでしたが、間違えてもと来た道を帰ってしまいました。
仕方なく「剣山ゆうま温泉」に浸かって、今日の宿、石鎚山登山口の京屋旅館に向かいました。
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